昨日嬉しい事がありました。私の店でジョブトレーニングをした若者二人が尋ねてきました。
一人は就職が決まった報告です。ささやかなプレゼントをして祝福しあいました。
もう一人の青年は本を書きたいという相談です。”自分の苦しみとそれを乗り越える方法を伝えたい”と言うのです。
早速プロジェクトが結成されました。よい本がきっと出来上がると思います。
仕事をしていない若者たちを見ると、周りは怠けていると批判します。無業者の多くは、頭では仕事をしなくては、と思うのです。でも身体が動かないのです。
私も経験があります。どれだけ努力をしてもまったく売れないセールス時代がありました。半ばノイローゼ状態になり、起きる事ができないのです。会社に行こうと思っても動けないのです。
飛び込み営業時代では、身体が金縛りになって、車からでることができないこともありました。
今引きこもりやニート化が増え続け,それも若者より中高年のウエイトが高くなっています。15〜25歳のニート数は100万人、毎年10万人増えています。
この総数は1500万人で、そのうちの半数は学生です。ですから、働いていない若者は13%にもなります。統計でも失業率は4%と言っても若者に限ると9%を超えます。
就労している若者でも、フリーター,臨時雇いや契約社員、パートは少なく見積もっても半数は超えています。ニート予備軍です。
他方不登校の子供は13万人、この数年横ばいですが、子供の数が減っているので、改善されているからではありません。そしてこの子らのほとんどは、ニート化していきます。
日本は今高齢化が一気に進行しています。働かずに年金で暮らす人が4人に一人になりつつあります。それなのに減少し続ける若者の中で働かない人がふえつづければ、一体この国はどうなるのだろうか。
一千数百兆を超え、なおも天文学的に増え続ける借金、人心の荒廃、働かない人の増加、地球環境の悪化、これらは人為的なものです。
目先の利権に群がる一部の特権層がもたらしたものです。ここに鉄槌を入れない限り本質は変わりません。コツコツとできることから周りを支え、同時に世の中を根本から変革する気概が求められていると思います。
このままでは日本は間違いなく沈没です。小渕政権が発行した、大量の赤字国債の償還が迫る2010年が第一次の危機です