最もよく踏み慣らされ、また最も人通りの多い道ほど、どれも皆最も多く人を迷わせるものである。
それ故何よりも大切なことは、羊の群のように、先を行く群の後に付いていくような真似はしないことである。
それぞれ別の方向へと呼び込んでいる者ども、ざわめきや騒々しい叫び声に従って諸々方々を放浪し続けている限り、我々の短い
生涯も過ちのうちに擦り切れてしまうだろう。 セネカ
本を書いたり一つのことに集中する時は、私はこの言葉を心に刻みます。
昨日の心の塾は、開かれた集中力についてと倫理のジレンマについて学びあいました。
今日はジョブトレ第4期のMさんの終了式です。
無口で消極的、社会に出て2年間一度も働いたことが無い子です。
いじめにあい、心をふさいだままの状態がつづいているようです。
しかし彼女はついに、自分のやりたいことを発見しました。
そのためにアルバイトをしてお金を貯め、専門知識を学び、9年後までにはに世に出ることをしっかり確認しました。
もう一人のSさんは心が複雑に屈折しています。
表面をつくろっているから見た目には判りません。一見すると、明るくてハキハキして、とても積極的です。
しかしそれは仮面をかぶったよそ向きの顔です。
その下にある本心を引き出さないと、彼女の本当の力に目覚めさせることが出来ません。
そしてようやく昨日、その心を開くことが出来ました。
“ここは居心地がいい。マスターの熱意が伝わる。自分を変えることができそう”、こう語ったその子は、トレーニングが終了しても1時間以上も店にいました。
こんな瞬間が一番の喜びです。