短気 

ジョブトレーニングの第5期も半ばに達しています。

ジョブトレーニングとは、働きたくても仕事につくことが出来ない若者を支援する活動です。

今回は初めて、支援やカウンセリングを途中で打ち切ろうと覚悟しました。

約束の日に平気でスッポカシをしたN君。それも続けて二回。やっと来た初日も遅刻です。

もう一人のK君はまったくの無反応。心が無い状態です。アドバイスのしょうがないのです。

何を聞いても質問しても、答えはありません。せいぜい首を横に振るだけです。

彼らをサポートしているのは、北海道若者サポートステーションと言う団体です。

その担当者Yさんの顔を思い浮かべました。彼は心がとても優しく、無業者の方々に誠心誠意を傾けています。

N君やK君のためではなく、Yさんのためにこらえることにしました。

そしていろいろな状況を考え、妻とあらゆる角度から教育訓練方法を考えました。

でもガマンしてよかったのです。

前日かなり厳しく叱責したので、K君は来ないかもしれないと覚悟していました。

ところがやってきました。それだけでなく初めて心を開いたのです。

初参加で、無断欠席、遅刻のN君にも激しく叱りつけました。

これまで私は絶対に叱らないことを決めていました。どんな人にもとにかく励まし、勇気付け、生きる希望を与え続けてきました。

でも愛情を持って叱る事の大事さを初めて感じました。

これは心の塾のメンバーN氏から学んだものです。サポートに駆けつけたN氏は彼らを単に甘やかせませんでした。

叱ることはとても勇気の要ることです。何よりも彼らのためなのです。

今私たち夫婦は、仕事も執筆もプライベートも捨てて、体当たりで引きこもりの若者達と向き合っています。

そして今回も彼ら以上に、私たちの得るものがとても大きかったのです。

教えるのではなく教えられると思えれば、どんなに困難な人に接してもありがたいものになります。

彼らを突き放していたら後悔してもしきれなかったことでしょう。

自分の未熟さをしみじみ感じます。

[ 2007/09/22 09:13 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)