昨日は第4期、Sさんのジョブトレの終了式がありました。
私たちにとって今まで一番対応の難しい人でした。
これまでの人生で、いろいろな葛藤があり、彼女の心は二重、三重に入り組んでいました。
表面ではとても明るく、行動的です。しかし、それらは、外出用の演技でした。
劣等感、自信喪失、自己弁護、行き場の無い孤独感、自己嫌悪などが本人を苦しめていたのです。
わずか5日間ですが、私たち夫婦は神経が完全に疲れ果てるほど真剣に向き合いました。
そして彼女は劇的に変わりました。
終了式を終えたその夜、帰りの車の中で涙がにじんでなりませんでした。
翌日の今朝、妻が物品庫から大きな声で呼びかけてきました。
行ってみると、小包と手紙がありました。Sさんからでした。
”たった5日間なのに私の周りの誰よりも私を理解してくれてありがとう”小包の中は温泉の入浴セットでした。
人から物をもらうことが嫌いな人です。それは、もらえば自分もあげなくてはいけないからです。
一日数時間のアルバイトなのに、少ないお金の半分を家に入れているのです。
それなのにこんな心配りをしてくれたのです。
うれしくて涙があふれてなりませんでした。