通信29号
札幌では業者から、スープや元ダレを買っている店が増えています。これでは防腐剤や化学調味料の味が残ります。
自家製スープの店でも継ぎ足しをする店がほとんどです。スープの残り具合で味は変わります。
当店ではこうした事はありません。24時間じっくり煮込みます。化学調味料やラードをたっぷり入れて食感をマヒさせることもしません。
少しあっさりしているように感じますが、コクと深みがあり,最後までスープを飲み干せます。
トンコツやトリガラ、海藻、野菜などは煮込む時間が違います。長く煮込むと味が変わったり風味が消える素材もあります。短すぎると味が出ないばかりかナマくささが出るものもあります。
これらを上手に調整します。アクをとり丹念に仕込みます。14年間毎日食べても飽きない味、これが当店のスープです。
通信28号
辛さを出すには、元ダレにラー油とか豆板醤、唐辛子などを入れます。
これではただ辛いだけでうまさは出ないのです。
当店では、岡崎や津軽、札幌などから赤味噌を仕入れブレンドし,味噌そのもののうまさを引き出しながら辛さを出します。
辛みそのほかに薬膳味噌、白味噌、赤味噌などいろいろ工夫しました。今は、赤味噌と辛みそ3タイプですが、一番人気は塩ラーメンです。
通信28号
とろけるチャーシュウ
チャーシュウは、モモ肉、カタロース、ばら肉などをつかいます。
FCに加盟していたころは、本部ではモモ肉を使っていましたが、硬いのです。
もっとおいしいラーメンを作りたいと思い本部からはずれました。その時からカタロースを使いました。道産のナマで最高品質です。
バラ肉もおいしいのですが、脂身が多すぎます。そこで工夫して、肉と脂身を渦巻状にローリングしたのです。
柔らかくてトロリとしたチャーシュウができました。
通信18号
孫のため
高校を中退した若者が、父親とうまく行かず、横浜から祖父母のいる札幌にやってきました。
学校に行かないと言うので仕事をさせたのですが長続きしません。
"きちんと働いて帰ってきたら好きなラーメンを頼んであげる"そういったら、真面目に働きだしたそうです。
"そんなわけで一人前なんだが出前してもらえるだろうか"老夫婦が尋ねてきました。
出前が続くと、老夫婦の喜ぶ顔に出会いこちらも嬉しくなります。